2025年3月1日(土)、3月2日(日)の2日間、講師に画家・三浦明範先生をお迎えし、
リアリズム絵画セミナー第3回講座「明暗と色彩」を開催いたします。
画家であり、芸術学の研究者でもある三浦氏の深い知識とご経験から
絵画表現の可能性と、画材の特性などを学び、考え、さらに写実絵画への理解を深めるための
リアリズム絵画を志す皆様に向けたセミナーです。
どうぞ、奮ってご参加下さい。
募集要項
令和6年度リアリズム絵画セミナー第3回講座
「明暗と色彩」
私たちは目の前の空間からどのように色を感じ、それをどのように描き表すことができるのか。
いつも取り組んでいるデッサンに「この色を白黒でどう描いたものか」とお悩みのみなさんへ、美術・科学・哲学・文学などの歴史的智慧とご経験に裏付けられた絵画表現の可能性をお話しいただきます。
私たちは線を描く時、色をのせる時、その一筆一筆で何を表現しようとしているのか? あるいはそれが十分にできているか? リアルとはどういうことか? 考えてみる機会になること間違いなしの講義です。
■講師
三浦明範(みうらあきのり)
三浦先生には次年度以降も数回にわたって絵画表現や材料についてのご講義をいただき、最終的には小作品の制作をご指導いただく予定です。
■日程
2025年
3月1日(土)10:00~16:00
3月2日(日)10:00~16:00
*随時休憩を含みます。
*悪天候などやむを得ない事情で開催できなくなった場合は、翌週3月8日(土)・9日(日)に変更します。
■場所
伊達市噴火湾文化研究所 〒052-0031伊達市館山町21番地5
■受講料
無 料
■持ち物
上履き・筆記用具・飲み物・昼食(外に出ない場合)
■申込方法
または、申込用紙に必要事項をご記入のうえ、現代写実絵画研究所にFAX、郵送、メールまたは持参でご提出ください。

■申込締切
2025年2月9日(日)まで
■主催・申込・問い合わせ先
(株)伊達観光物産公社 (現代写実絵画研究所)
【申込書提出先】〒052-0031 北海道伊達市館山町21番地5
伊達市噴火湾文化研究所
℡:0142-21-5050 fax:0142-22-5445
Mail:artvillage@dcpc.jp
■共催
伊達市・伊達市教育委員会

【講師:三浦 明範 氏 プロフィール】
1953年、秋田県生まれ。元武蔵野美術大学造形学部教授。
春陽会会員。日本美術家連盟会員。
76年、東京学芸大学卒業。83-84年、文化庁派遣芸術家国内研修員。
96-97年、文化庁派遣芸術家在外研修員としてベルギーに滞在。油彩画材料、15世紀フランドル絵画を研修。
主な発表として、76年~「春陽展」(80年新人賞、91年春陽展賞)、81年「東京セントラル油絵大賞展」(83年招待)、82年「昭和会展」(同83、84年)、84年「安井賞展」(同85、86、88、93年)、85年「具象絵画ビエンナーレ」、87年「日本の絵画新世代展」(同89、91年)、91年「両洋の眼・現代の絵画展」(同2009年)、91年「21世紀への証言展」、92年「21世紀の旗手展」(同93、94年)、97年“Maitres D’aujourd’hui”(ブリュッセル)、97年“Lineart”(ゲント、同98年)、98年“Masterpieces”(ブリュッセル、同00、02年)、99年「写実の世紀-冨田賞展」、04年”KunstRAI”(アムステルダム、同05年)、05年「第2回北京ビエンナーレ2005」(北京)、05年“PAN exhibition”(アムステルダム、同12年、17年)、06年“Hedendaags Realisme”(アントワープ)、08年「旅展」、10年「The写実展」(同11年)、12年”Mokum 50 jaar!”(アッセン)、17年「リアルのゆくえ展」「文化庁新進芸術家海外研修制度50周年記念展」などに出品のほか、個展多数。
主な論文、著書として「15世紀フランドル絵画の技法と材料」(『女子美術大学紀要 第29号』99年)、「金属尖筆(メタルポイント)によるドローイング」(『女子美術大学紀要 第32号』02年)、「下地塗料の開発」(『女子美術大学研究所年報 第1号』05年)ほか。単著に『絵画の材料』(武蔵野美術大学出版局、2020年)、共著に『造形の基礎 アートに生きる。デザインを生きる。』(白尾隆太郎・三浦明範/著、武蔵野美術大学出版局、2020年)